2011年3月7日月曜日

会費値上げの話を聞いて思うことー行財政改革

昨日、市内のある協会の会長さんが話をしてくれました。「市町村合併で、協会も合併して、各市町の協会も数が減って、負担金が集まらなくなったので、いままでのようにやっていくには、今年から会費を値上げしないといけなくなりました」


事情があるだけに、なるほどと理解できる話だったけれど、ちょっと待てよ。


こんな風に、言葉を置き換えたらどうだろうか「景気が悪くなって、税金が集まらなくなったので、いままでの通りやっていくには、今年から税金を上げないといけなくなりました。」


景気が低迷し、少子高齢社会になり、税収が減り、人口が減る傾向がある中で、これまで通り、良かった時代の行政サービスを維持しようとすれば、税金を上げるしかなくなります。当然、税金を、今必要な施策に割り当てる余裕もなくなります。


これまでやってきた事を、見直すことは勇気のいることだと思います。反対する声も当然出てくると思います。でも、いつまでも、これまでと同じようにやっていくことはできません。それどころか、これから時代に向けて、今から始めておかなければならないことも、できなくなってしまいます。


これからの時代に、本当に必要な事は何か。

今、やらなければならない課題は何か。

こうした視点で、徹底的に行政サービスを見直す、行財政改革が必要だと思っています。


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